さくさくブログ

主にスマホ、旅行、トレーニング、ハイキング、流行などについてのブログ。

Xperia XA2 Ultraと行く上海旅行

旅行シリーズなのか旅行をネタにスマホをフィーチャーしてるのか軸が定まらないスマホ×旅行記事を上げます。

 

今回、私は春秋航空で燃料サーチャージ等全て含めて往復で約18,000円のチケットが取れたので人生初の上海旅行へ行ってまいりました。この記事に出てくる写真は全てXperia XA2 Ultra で撮影しております。

  

機内で映画のダウンロードが間に合わなかったことに気がつく
f:id:bakedfruits:20180529201124j:image東京の羽田空港から上海浦東国際空港までは約3時間と言うことで、「あ、映画でも観るか」と考えてダウンロードを搭乗前に始めましたが間に合いませんでした。流石にフラッシュも焚かずにだとザラついた絵になります。

 

日本時間深夜1時に離陸、深夜4時頃に到着

f:id:bakedfruits:20180529201543j:image持ち込んだ本を読んだりしながら何とか時間を潰し、無事上海浦東国際空港に着きました。

 


f:id:bakedfruits:20180529201922j:image朝の6時頃から電車が動き始めるので空港で2時間程待機することに。

 
f:id:bakedfruits:20180529202159j:image時間が来たのでチケットを購入し電車に乗ります。実は別の便で家族が後ほど現地合流することになっていたのでそれまでは上海市内を一人で観光しました。

 

f:id:bakedfruits:20180529202352j:image確かこれは上海市内に地下鉄駅【南京東路】から出てきた瞬間の写真です。この日は季節外れに暑かったらしく気温は34℃を超えていました。

 

f:id:bakedfruits:20180529202607j:image南京東路です。後から知ったのですがここは上海でも随一の繁華街でかつ観光地とのことで、たまたま降り立った私はラッキーでした。しかも平日昼間だったので混み合うこともなくスイスイと歩いたり撮影することが出来ました。この写真はマニュアルモードでHDRをオンにして撮りました。元々メインカメラも84°の広角で比較的ワイドに撮れるので、強烈な逆光でない限りはかなり渋い写真が撮れる印象です。

 

f:id:bakedfruits:20180529203009j:imageここでXA2シリーズ最大の売りである120°の超広角撮影。いわゆるウィーフィー(グルーブ撮影)で無くとも、一人旅等で他人に撮影をお願いし辛い場面でこのようにして背景と被写体(自分)がしっかり入った写真が撮れるのもフロントカメラに超広角レンズを搭載するXA2シリーズの強みです。

 
f:id:bakedfruits:20180529203347j:image南京東路からもう一つの有名な観光スポット【外灘】まで20分ほど歩いたでしょうか。その途中にグロサリーストアがあったのでカラフルなフルーツに目を奪われて思わずパシャリ。

 
f:id:bakedfruits:20180529203937j:image外灘に到着。暑い。熱い!もっと上手な撮り方があるのかもしれませんが非常に強い逆光だったのでメインカメラのマニュアルモード+HDRでもこの写りになりました。


f:id:bakedfruits:20180529204211j:imageここで再びセルフィー。手すりが湾曲してしまっています。笑

これは仕方がないでしょう。こちらの方がメインカメラよりもバランス良く撮れている印象です。フロントカメラ側には顔認識がオートで備わっており、逆光でも顔は明るく写してくれます。流石セルフィーに特化した端末だけありますね。

 
f:id:bakedfruits:20180529204446j:image南京東路に面するアップルストア上海です。中には入りませんでしたが、アップルストアの前にある椅子に座って休みながら撮影しました。

 

f:id:bakedfruits:20180529204621j:imageさて南京東路から外灘へ移動したら更に渡し船に乗り川を渡って反対側へ移動します。ここは乗り場です。ただの乗り場なのに綺麗です。私がこの端末を気に入った理由はまるで映画のワンシーンの様なコントラスト豊かな一枚が撮れることです。ちなみに、信じられないかもしれませんが乗船料は日本円にして34円(2元)です。中国はとにかく公共交通機関が安いので移動コストの低さに驚きます。

 

f:id:bakedfruits:20180529205120j:imageメインカメラで撮影したツインタワー。立体歩道橋から撮影をしました。

 
f:id:bakedfruits:20180529205310j:imageフロントカメラを前後逆に構えて無理矢理リアカメラ風に使用しました。平行に撮影するのが難儀ではありますが、頑張ればこのようにセルフィーではない使い方も出来るかも(?)しれません。笑


f:id:bakedfruits:20180529205520j:imageもう一丁。慣れれば意外といけます。逆光に強くそこそこ良い写真が撮れます。どうせならリアカメラもデュアルレンズにして前後で超広角使えるようにしてくれたら完ぺきだったのにと思わずにはいられませんでした。

 

f:id:bakedfruits:20180529205725j:image今回も例の如くエアビー(Airbnb)を使って宿を確保しました。その高層マンションからの一枚です。日が沈む直前でした。雲が多かったため晴れ渡る空ではありませんが、マンション街の立体感が感じられる写真になったように思います。

 

f:id:bakedfruits:20180529210000j:imageお次は翌朝。上海虹橋空港駅。この後他の周辺都市にも行きますが中国の主要駅の待合ロビーはご覧のようなドーム型と言いますか体育館を広くしたような空間となっております。

 
f:id:bakedfruits:20180529210529j:imageさて、所変わってここは上海市の隣町【蘇州市】の山塘街です。この猫ちゃん、この辺りでは少し有名なのか友達の中国人も「私もその子写真撮った!」と写真を送ってきました。人が行き交っても全く気にせず寝ていました。

 
f:id:bakedfruits:20180529210800j:imageさらに先程の山塘街から歩くこと20分ほどで世界遺産の留園に行けます。美しい。日本庭園に通ずる凛とした趣きを感じます。 

 

f:id:bakedfruits:20180529211035j:imageよる夜ご飯のお店。私はここで牛蛙の串焼きを食べました。ホタテのような筋のある食感でとても美味しかったです。この写真もメインカメラです。実はiPhone8Plusでも同じ角度で撮影したのですが看板が完全に白飛びしてしまいました。

 

と、ここまで駆け足で来ましたが、Xperia XA2 Ultraのカメラの実力は如何でしたでしょうか?オートモードですと少し暗めの絵になる傾向があったので殆どマニュアルモードのHDR撮影をしていました。ただマニュアルモードは一度設定すると内容が維持されるので次からはただ撮影モードをマニュアルにするだけで前回の設定がそのまま使えます。

 

 この後も旅は続きますが、それはまたの機会に…

 

発売当初よりは価格も若干落ちてきて買いやすくなっていますから、ご検討の方は是非これらの写真もご参考にどうぞ。セルフィーは最強ですね!

備忘録

すっごい人現れた。

 


とあるメーカーに問い合わせのメールを送ったら、関東エリア担当の人から電話が入り「是非一度ご挨拶させて下さい!」と言うので、日時と場所をセッティングして待ち合わせのカフェに行ったのだが一向に現れない。電話しても出ない。

 


何かあったのかもしれないから30分くらいは待とうと思いカフェの前で待機してると、ショートメールが届いた。

 


扁桃腺が腫れて熱が出たのでお伺いできません。またの機会にご連絡します。申し訳ございません。 ○○(名前)」

 


…え?

もう30分過ぎてるけど…

またの機会…その使い方合ってるか?

「すまん今日行けなくなった!また連絡するわ笑」みたいな?

 


即、そのメーカーのホームページを探す。

そして営業マン紹介ページがあったので関東エリア担当の人を確認。

 


熱出してる人の名前があった。

「誠心・誠意を持って対応させて頂きます!」

 


出た〜誠心誠意マン。ホームページで真心とか誠心誠意とか何の判断基準にもならん事をメッセージのトップに持ってくるような企業も人もあまり信用していない(甘えてるようにしか見えないから)が、自ら直接の商談を申し出て、ドタキャン&30分後に事後連絡は初。初体験。こんなに痛かったんだ…初体験。移動含め綺麗に1時間半無駄にした。バトルフィールドのコンクエスト4回は出来た。

 


怒りと炎で成敗しようかと思ったが、深呼吸をして落ち着いて、「でも本当に体調悪くて誰にも連絡できずに精一杯の力を振り絞ってあの滑稽なメッセージを打ったのかもしれないし、高熱過ぎてバグってる可能性だってあり得るし」と想像力と優しさを可能な限り使いタイプした渾身の返事は

 


「どうぞお大事になさってください。ご連絡お待ちしております。」

 


送信。

 


ギリッギリのところで、本当に刀を抜くか抜かないか紙一重のところでスッと飲み込む。

 


もちろんその後返信など来るはずもないが、気を取り直して次の商談に入り無事そちらは終えて、しかしながらこういう時に限って仕事がバタバタしだして時計を気にしつつやるだけやって、今やっと空港で搭乗待ち。

 


仕事のことは出来るだけ忘れ思い切り遅めのゴールデンウィークを楽しんで来ようと思う。と言いつつやり残した事あるので明日朝一でちゃちゃっと現地で軽く後片付けをして、あとは楽しむ。

 


いやはや、すっごい人いるな。

体調が回復して連絡来たら対応しようとは思う。ヤベェ予感しかしないけど。

iPhone8Plusを水没させた話

こんにちは。

このタイトルを打ち込む日が来るとは…

iPhoneはこれまで、3GSから始まり4S, 5, 5S, 6Plus, 6S, 7Plus, 8Plusと長年使ってきましたが水没は初めてです!

しかも故意に…。

壊そうとした訳ではなくアップルの謳う耐水性を過信し、川の中に沈めてしまったのです。

 

 どこで?

場所は東京のとある僻地。

自然豊かな緑あふれる素敵な場所です。透明度の高い川が流れており泳ぐ魚を目視で確認できる程です。そんな場所に行けば誰だって川の中を映してみたくなりますよね!?

アクションカメラを持ってきたつもりがバッグの中に入っておらず、手にはiPhone8PlusとXperia XA2 Ultra。

よしiPhone8Plusで川の中を撮ってみよう」悪魔の囁きでした。

 

どうやって撮影したのか?

シンプルに自撮り棒(三脚にもなる丈夫な作りのもの)にケースを付けたままセットし、そのまま川の中に沈めました。

 

どんな映像が撮れたのか?

最初に撮影したもの。なんと美しいことでしょう。iPhoneにもこれと言って異常はなく映像の乱れもありません。

別の場所で撮ったもの。音がこもっている感じはしますが映像に乱れはありません。ただSiriが起動する現象が起こり始めます。2つ目の動画を撮った後に、暫く歩いてiPhoneを見てみるとレンズの内側が曇っていました。実はこの時点で本体内部に水が侵入していたと考えられるのですが、愚かな私は「温度差で結露してるのかな」と軽く考えていました。

そして…

かなり曇っており、ピントも合いづらくなっています。もうiPhoneは限界を迎えていました。

その後、iPhoneを操作してみるとホームボタンが反応しないことに気が付きました。そして若干バッテリーが熱を持っていました。

 

本体の状態

帰宅するころには再起動を繰り返し始め、画面にはこのような浸水を示す兆候が。f:id:bakedfruits:20180508120106j:image画面左上の広範囲に渡り染みのようなものが見てとれます。

更にカメラはこんな感じ。
f:id:bakedfruits:20180508120410j:image

これは確実に逝ったなと思った私はSIMトレーを外して水没マークを確認することにしました。ピンを挿すと水没マークを見る必要もないほどSIMカードやトレーには水がたっぷりとついていました。。

そして恐る恐る肝心の水没マークを見てみると…
f:id:bakedfruits:20180508120512j:image真っ赤かやないかお前…。

 

修理?交換?

まぁ当たり前なのですが基盤も含めてすべてが水浸しになっているため修理ではなく交換となります。税別で43800円。トホホ。でも新品のiPhone8Plus(256GB)を5万弱で買えたと思えば…。

 

まとめ

アップルもしっかり注意書きをしていますが、防水性能は保証ではないこと、また本体の劣化具合や様々な環境により水の侵入を招くことがあり得るので水には入れないことが望ましいようです。(当然だろというツッコミ待ってます)

今後は壊れてもショックの小さいアクションカメラで水中撮影をしたいと思います。

【速報】Xperia XA2 Ultraにアップデートが!動画撮影時のノイズが大幅改善!

よーやっとです。

以前から主に海外の(そりゃ日本では売ってないし)ソニー公式フォーラムにて度々投稿されていた動画撮影時のノイズ。ノイズというか金切り音のようなハウリングのような兎にも角にも聞くに堪えない音質でした。

こんな感じで何人か投稿していました。
f:id:bakedfruits:20180505090718j:image

ああ懐かしき発売当初のMi Max2を思い出します。全く同じ現象が起こっていました。そしてXA2 Ultraお前もか…と私は大きな失望感に肩を落としました。

ところが今週リリースされたファームウェア"50.1.A.5.59"であの忌々しきノイズ問題が大幅に改善されました!

先ずは比較してみましょう。

ノー編集でこれですよ…やばくないですか?トランス状態かよってくらい音やばくないですか?こんなのを見せられた(聞かされた)人は動画を見る気も失せますよね。

 

では今回のアップデートでどれほど改善されたのかをご確認ください。

ほぼノイズが消えました。イヤフォンでじっくり聞いても以前のようなハウリングもないですし至ってクリアです。これを機にかは分かりませんがソニー公式フォーラムではいわゆるSound quality問題は鳴りを潜めました。

何はともあれ修正パッチが配布されて嬉しい限りですね。

【追記】Zenfone5 ZE620KLのカメラを試す

こんにちは。

手元に届いてから数日経ちZenfone5で撮影した写真も増えてきたのでご紹介していきます。自然の景色は殆どが東京都あきる野市秋川渓谷です!

 

Zenfone5 ZE620KLのカメラスペックは以下の通り。

 

  • リアメイン1200万画素 広角84°カメラ(F値1.8)
  • リアサブ800万画素 超広角120°カメラ(F値:2.4)

 

iPhone8Plusでも撮ったものは比較として載せます。その際は上に来るのがZenfone5で次がiPhone8Plusとなります。

では早速見ていきまょう。

全てオート、かつHDRもオートにしています。

 

お蕎麦(リアメイン)
f:id:bakedfruits:20180426110401j:imagef:id:bakedfruits:20180426111211j:imageiPhoneの方は私の指が入ってしまいましたが、どちらも鮮やかに写っています。若干Zenfone5は全体的に寒色傾向です。

 

私の手作りわらじカツ丼(リアメイン)
f:id:bakedfruits:20180426113231j:imagef:id:bakedfruits:20180426113243j:imageやはりiPhoneの方が暖色でZenfone5は寒色傾向です。好みにもよりますがiPhoneはソースの照りがよく出ており美味しそうに見えます。

 

アイリス(ポートレートモード)
f:id:bakedfruits:20180426111548j:imagef:id:bakedfruits:20180426111610j:image今回驚いたのはポートレートモードがとても優秀であることです。iPhoneだと茎もボケさせてしまっています。Zenfone5はしっかりと花と認識して茎などまで写してくれていました。また、ボケの度合い(絞り値)も撮影時に調整できます。

 

お花(ポートレートモード)

f:id:bakedfruits:20180426111942j:imageこちらも自然なボケを作り出してくれています。被写体と背景の境界線も不自然さはそれほどありません。

 
川(超広角レンズと通常の広角レンズ)
f:id:bakedfruits:20180426112104j:imagef:id:bakedfruits:20180426112225j:imageやはり自然の景色を撮影する際には効果てきめんです。ワイドに撮影できるので後ろに下がる必要なくパシャリといけます。

夕焼け(超広角レンズと通常の広角レンズ)
f:id:bakedfruits:20180426112607j:imagef:id:bakedfruits:20180426112453j:image
撮ってから気がついたのですがHDRが機能する前にシャッターボタンを押してしまうとこちらの超広角レンズで撮影した写真のように太陽光が白飛びしてしまっています。感覚的にはこのような逆光では撮りたい景色にフォーカスを合わせてから1.5秒程待つと画面上にHDRと灯るのでそこでシャッターを切ると良いでしょう。

 

橋の下(超広角レンズ)
f:id:bakedfruits:20180426113139j:image橋の下などのように広い景色でなくても、狭い空間の迫力を出したいときにも超広角レンズは一躍買います。

 

【追記】

iPhone8Plusと同時に動画撮影をして比較できるようにしてみました。どちらも縦撮影の1080pで30fpsとなっております。動画自体は圧縮しているので画質よりは色味や手ぶれ補正の具合を見ていただけると違いが分かるかと思います。やはり安定のiPhoneです。Zenfone5は写真と同じく青味が強いですね。ただ手ぶれ補正は頑張っています!


まとめ

全体として彩度高めで青が強く出る傾向があるものの、失敗の少ない明るい写真が撮れる印象です。また超広角レンズは撮っていてとても楽しいのでこれからの季節は出番が増えますね!ポートレートも優秀ですし、これだけ使えるカメラを搭載してiPhoneシリーズ上位機種の半額で買えるのですからコスパはやはり高いと言えそうです。

 

台湾版Zenfone5 ZE620KLを購入したのでファーストインプレッション

来ました。上半期期待の新機種、ASUS Zenfone5 ZE620KL!

今回はブルーにしました。購入したのはebayで送料や関税を入れて凡そ47,000円程度でした。

(DHLの手数料高過ぎやしませんか)

 

まず開けて手に取った感想…

軽っ…

小さっ…

19:9の縦横比で6.2インチということもあり結構バルキーな感じかな?とイメージしていたのですが、数字で見て想像していたよりも本体はかなりコンパクトです。ざざーっと感想も交えながら見ていきましょう。

 

f:id:bakedfruits:20180421104516j:imageなんの変哲も無い箱です。表面のシュリンクされてるビニールは柔らかいので指で少し押しながら引っ張ると破れました。

 

開封f:id:bakedfruits:20180421104741j:imageインナーボックスを除けると本体がお目見え。

 

本体裏f:id:bakedfruits:20180421104836j:image実物はもう少し青っぽく見えます。様々なサイトを見るとただのグレーに見えてたので心配してたのですが、結構です。

 

本体表とiPhone8Plusf:id:bakedfruits:20180421105507j:image本体の長辺はZenfone5の方が短く流石に画面占有率90%は伊達じゃ無いですね。手の中に収まった時に見える情報量はZenfone5の方が多いでしょう。

 

Mi Max2との比較f:id:bakedfruits:20180421105746j:image先ほどと逆でZenfone5が左側にありますが、縦横比16:9で6.44インチのMi Max2と縦の表示幅は殆ど違いがありません。横幅はかなり差がありますので、読書や動画鑑賞ではその差はそれなりに出ると思います。

 

見た目はこのぐらいにして数時間使ってみて感動したポイントを挙げてきます。

 

1. 色温度自動調整が優秀

f:id:bakedfruits:20180421112255j:imageあっても無くてもいいとさえ思っていた色温度自動調整機能。iPhoneiPadで当たり前に見せられて(魅せられて)いると人間というのは怠惰なもので、あった方がやっぱり楽なんですよ。そしてこのZenfone5にもばっちり搭載されてまして、子供騙し程度だろうと勝手に思っていたら…大変優秀でございました…。ディスプレイを中央にして撮影すると撮影してるiPhone側の露出補正効いちゃって分からなくなるのでテーブルにフォーカスと露出を固定して動画で撮りました。


2. ナビゲーションバーを隠せるのがGOOD

f:id:bakedfruits:20180421112522j:image何気にこの機能が一番大切じゃありません?限られた画面の中にナビゲーションバーがあると邪魔だなと思う場面が多々あり、精神衛生上良くないので取り去ってくれて万事解決!


3. Zenimojiと顔認証の精度がなかなか良い

iPhoneXに搭載され話題となったFace ID。その精度は100万分の1人も識別できるとか。ただしZenfone5の顔認証はそれほど高度なものではなく顔登録時にも似た人の場合は解除されることもあるので勘弁してや〜と完璧ではない旨を予め案内しています。使った感想はGalaxy Note8よりも精度は良く速いです。顔から見て90°程度の範囲なら斜めからでも認証しますし、距離が50cm程離れててもスッと素早く顔認証してくれてます。

そしてZenimojiが面白い!録画したものを各種SNSに上げられることはもちろんビデオ通話やライブ配信でもリアルタイムで使えます。顔を出すと「自意識過剰か?」と思われるのではと震えてる人にも優しい機能ですね。

 

現時点で用意されてるモデルは3種類(禅太郎、犬、熊)※禅太郎は海外ではZennnyという名称らしい

f:id:bakedfruits:20180421114058j:imagef:id:bakedfruits:20180421114102j:imagef:id:bakedfruits:20180421114108j:image


4. 軽いめっちや軽い(物理的に)

普段使っているのが200gを超えるヘビー級のスマートフォン達(iPhone8Plus, Mi Max2, Xperia XA2 Ultra)だったので155gのZenfone5は中身入ってるの?と思えるくらいに軽いです。50gってかなり体感で違いが出るんですね。勉強になりました。身の回りで50g前後のものってポテチとかグミとかインスタントラーメンとかですから、そう考えると案外差があるなと感じますね。

 

あと地味に3.5mmのイヤフォンジャックがあるのは本当に有難いです。f:id:bakedfruits:20180421115913j:image

他社もやっぱりイヤフォンジャック廃止は間違いだったと反省して見習って欲しいですね。

 

という事でファーストインプレッションをまとめました!まだ全然使いこなしていないので気付いた事などは随時アップデートしていきます。

また本日の東京は天気が良いのでカメラもバンバン使って写真のレビューも上げたいと思います。

なかなかに荒れているauとSoftBankのテザリング無料期間終了について考察してみる

 ちょっと後出しジャンケン的なタイミングでのエントリーをご容赦下さい。

 日本の3大キャリアであるDocomoauSoftBankのうち、auが30年3月31日をもって、SoftBankは再々延期の末30年5月31日をもってテザリングの無料期間を終了させるとしています。

 既に今日現在(平成30年4月6日)auではテザリングの無料期間が終了し、実質的な値上げに踏み切っており、我々消費者はこの状況をどのように捉えるべきなのか、アメリカの実情も踏まえて考察してみます。

 

そもそもテザリングってなに?

 私はググれよカスとは言いません。

 テザリングとはモバイル端末をWi-Fiのスポットにする機能(ここでは便宜的に機能とします)でiPhoneでは”インターネット共有を設定”、Androidでは”テザリング(機種によりほかの表記もあるかもしれません)”という機能で標準的に各端末の設定の中に組み込まれています。

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 英語では”Mobile hotspot”とか"Personal hotspot"とも呼ばれています。Tethering(テザリング)はいくつか呼び方がありますが、このブログではテザリングで統一します。

 このテザリングを使うことで手持ちのスマートフォンを通してタブレットやパソコン、Wi-Fiを使うことができる様々な端末でもネット回線に接続でき、いちいちモバイルWi-Fiを持ち歩くことなくスマートフォン一台で複数の端末をインターネットにつないでメールをしたりクラウドから資料をダウンロードすることができたりする大変便利な機能と言えます。

 

そもそも何故無料期間を設けていたの?

 これには諸説ありますが、今ほどスマートフォンが普及しておらず、モバイル端末の性能もパソコンとは大きな開きがあった時代(2000年代後半から2010年代前半)、キャリアの持つインフラが耐えられるトラフィックの許容量には今以上に制限がありました。ただガラケースマートフォンで一般的に使用する通信量はある程度想定出来たものと考えられる一方で、パソコンのように大容量の情報を処理できる端末に繋ぐことで想定できない量の通信が発生することも考えられた訳です。つまりそういった事態になった場合(または簡単にそれが解消出来ないと判断された場合)に備えて、無料期間という予防措置を設けていたものと考えられます。

 早い話が、「無料を謳って客を引き込もうぜ!何かあったら有料化すればいいし。」と言ったところでしょうか。

 

今何が問題になっているの?

私なりに整理したところ、

①大容量の通信を使用できる高額なプランにおいて有料化を進めている

②有料化の具体的な理由の説明がない(または納得させるだけの根拠に乏しい)

③そもそも使用できる通信量は予めプランの料金に含まれているのに二重取りではないか

 上記に挙げた3つの点でここ数ヶ月SNSのみならずIT系のメディアでも熱い議論を呼んでいます。

 ①については後ほどアメリカの大手キャリアとの比較でも取り上げますが、沢山お金を払っている人からすると追加料金に複雑な気持ちにはなりますよね。「って俺から取るのかよ!」みたいな。

 ②については最も大切な部分だと思われます。SoftBankはユーザーの動向を見ながらSMSやハガキで告知をするなど積極的に無料期間終了をアナウンスしていますが明確な理由や根拠は残念ながら書かれていません(見落としがあれば申し訳ございません)。

 ③については①と重なりますが、そもそも20GBや50GBの通信量を使用する権利はその料金プランに含まれているはずで、その範囲内でどう使おうとユーザーの自由ではあると思います(逆に異常な使い方をするユーザーに制限をかけることも可能なはず)。

 また、モバイル端末とパソコンの情報処理性能に大きな差があった時代にはやはり皆がテザリングを一度にパソコンなどで使用しトラフィックに負荷をかけてしまうことで予測不能な混乱が起きることは確かに現実的な不安定要素として存在していたかと思いますが、今やパソコンよりも高性能化しているスマートフォンである程度トラフィックがコントロール下にある状況において、今更予測不能トラフィックの負荷が理由になるとは考えづらいですよね。

 恐らく予測不能トラフィックの負荷が本来は最もらしい理由にできるのですが、実際はこれまで大きな問題にはなっていないので、有料化に関する案内でユーザーに対する明確な回答に用いることが出来ていないのではないかと推測します。大晦日に一斉メールを控えるよう各キャリアがアナウンスしていた時代が懐かしい。

 

アメリカではどうなの?

 さて、ただ批判だけをしていては埒が明きません。我々ユーザーもこの問題を多角的に見る必要があります。キャリアにはキャリアの事情があるでしょうし。では一つの比較対象としてアメリカではテザリングに追加料金がかかっているのか見てみたいと思います。

 

まず先にアメリカの大手キャリアは下記の4社です。※2017年

1位 Verizon Wireless(ベライゾン・ワイヤレス

2位 AT&T Mobility(エーティーアンドティーモビリティー)

3位 T-Mobile US(ティーモバイルユーエス

4位 Sprint Corporation(スプリントコーポレーション)※2016年にSoftBankと合併

 

 それぞれの社名+テザリングと検索をかけると簡単に出てきます。

 ちょうど分かりやすい比較をしているサイトもあったのでピックアップします。

www.digitaltrends.com

 上記の記事では2017年に各社から提供開始された無制限プランについて比較がされています。各社のサイトを見ても今は無制限プランがどうやら主流のようです。細かいプランの内容は割愛するとして、比較表を抜粋しました。

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 今日現在(平成30年4月6日)の為替は107円/1ドルなので、一番安いスプリントの$60プランだと日本円では6420円となります。auSoftBankが提供している大容量プランも凡そ6000円〜7000円の間なので価格帯はそれほど違いはありませんね。平均年収の差から考えるとむしろアメリカの料金プランは高いとは言えないかもしれません。

テザリングは右から2番目の縦軸ですね。AT&T以外は各社テザリングを含んだプランにしています

 無制限プランの特徴は、ストリーミング系の通信には速度制限がかけられている点と、テザリングには別途使用できる通信量が与えられている点です。AT&Tは別のプランでテザリングが使えるようになるものもあるようです。

 これらを総合すると動画や音楽のストリーミングが一般的になっている中でそれらの通信速度や通信量をコントロールしつつ、テザリングもある程度使えるようにしている合理的なプランと言えるかもしれません。それだけテザリングの需要があるとも言えるでしょう。

 島国で国土が小さな日本と国土の大きなアメリカではインフラ事情もテクノロジーに対する文化も全く異なり料金プランも違って当然かと思いますが、個人的には料金プランにテザリングが含まれているアメリカのパッケージングに消費者の納得感を得やすい魅力があるように思います。私は断然アメリカのプランを求めます。

 

結局泣き寝入りか?

 残念ながら一度有料化したオプションには、単純な値下げは期待できないかもしれません。正直泣き寝入りです。

 日本の場合光回線や複数端末の契約などで料金がかなり変わることからテザリングのオプション費用程度であれば正直割引の適用額で飲み込めてしまう部分もあります。ただ、いくら500円とは言え最初から料金に含まれている方が消費者としては理解というか納得がしやすいですよね。そもそも無料期間とは謳っていますが、世の中に真の無料など存在せず、結局はユーザーの支払いで全て賄われている訳です(だから牛丼なんかいらんからテザリング無料にしろという声も上がる)。

 今後、もしかするとユーザーの声や動向によってはアメリカのようなテザリング込みのプランが出てもおかしくないかもしれません。それだけテザリングにニーズがあれば。キャリアの上手な導きを期待したいですね。私は仕事で使うのでテザリングオプションに加入しています。。