歩行者優先を蹂躙し続ける日本の交通標識事情
信号機のない横断歩道を渡ろうとしていると、一向に車が止まらずにイライラした経験は誰にでもあるはずです。
このイライラをどこかにぶつけたい。皆さんそう思っていることでしょう。
しかし運転免許証を持っているのならまだしも、持ってない人にとっては車と歩行者のどちらが優先なのか分からないと言う事は往々にしてあるのではないでしょうか。
↓こんな場所(東京都練馬区内某所)
かく言う私も免許を取得してから10年ほど経ち、車と歩行者のどちらが優先なのか今更100%の自信がなかったので過去に警察官を勤めていた親族に聞いたところ、「歩行者優先に決まってんだろ」との返答。
それでも、「本当かよ」と疑い深い私はググってみた。
歩行者優先である。
天下のJAFさんが仰ってるんでどうやら間違いないですね。
もう一度言います。
歩行者優先である。
我々善良な歩行者の勝利です。
では、なぜ日本の阿呆ドライバー達は道路交通法と言う社会的基盤とも言うべき法を守らずに歩行者の権利を蹂躙し続けているのでしょうか?
彼らには法を守るという意識、いや、幼い子供やお爺ちゃんお婆ちゃんが渡りたそうにしている姿を見て仮にもそこが法のお墨付きをもらった横断歩道ではないとしても良心が「止まってあげないと」とならないのでしょうか。
彼らが何を考えているのかは定かではありませんが、よくある集団心理とでも言いますか、皆がやってるから〜って言う程度のものでしょう。
皆がやってるから自分も許されると思ってるんだろ?
失礼。言葉が少し荒れてしまいました。
<私達歩行者も意識をして改善を促していく>
しかしこれで私達善良な歩行者に優先的に渡る権利があると分かった訳ですから、今後は堂々と渡れば良いわけです。
もちろん既に止まることが難しいタイミングで車が横断歩道に差し掛かっている中でこちらから勝負をしかけるのは自殺行為ですから、そこはしっかりタイミングを見極めましょう。
車と横断歩道の距離が十分止まれるであろうディスタンスの時にはドライバーに一瞥(いちべつ)をくれてやり「私は渡るぞ?いくぞ?」と相手にシグナルを送りましょう。奴らはそれくらいしないと気付きませんし、何ならLINEとかしちゃってる猛者もいますからね。
後は、とにかくしつこくこのアプローチを続けてその付近や地域で横断歩道は歩行者優先だからね!と言うのを根付かせるまで我々善良な歩行者も頑張ることです。