さくさくブログ

主にスマホ、旅行、トレーニング、ハイキング、流行などについてのブログ。

韓国一人旅2017その2

韓国のソウルに3泊4日の旅に行ってきたので、まとめ。その2。

 

その2はちょっとシリアスセンスィティブな内容を書き綴って行きます。

尚、個人的な主観に基づく記述がありますのでご不快な思いをされる方がいらっしゃいましたら予めお詫びをさせて頂きます。

 

今回の滞在は私にとって初めての韓国で、今までは教科書の中、テレビの中、映画の中の国だった大韓民国を五感で感じる最初の経験になったのでした。

その中で起きたハプニングや日韓関係や東アジア情勢に思うこと、街中で感じたことをざざっと出来るだけ分かりやすくまとめてみます。どうぞお付き合いください。

 

1.ハプニング

2.日韓関係

3.街中で感じたこ

 

1.ハプニング

今回の3泊4日で大なり小なりハプニングがありました。その一部を脚色なしでお伝えいたします。

①韓国人向けの入国カードを渡される

これはもう覚悟していました。実は私カナダに住んでいた時も、日本にいる時もそうなのですが韓国人に間違われるのです。目や雰囲気がそう思われるようなのですが、韓国へ向かう飛行機の中で、隣と後ろの日本人の方はスムーズに日本人向けの入国カードを受け取っていたのに私の時は問答無用で韓国人向けの入国カードを渡されました笑 確認してよ!

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もちろん書いてある内容は読めません!(泣)

②ハッテン場なの?変なおじさんに狙われる!

私、筋トレも結構やっているのでシャツの上からでも「格闘技か何かやってるんですか?」とか外国人には「アジア系のアメリカ人?」とか聞かれるんです。脱いだら普通に脂肪もあるんですけど胸と腕がそこそこしっかりしていまして。それで友達なんかには「ゲイの人にモテそ〜」とかいじられる訳ですが、韓国で初めて異様な体験をした話です。

私はスマホが大好きなので韓国滞在2日目に江辺駅のすぐそこにあるテクノマートという商業施設に行きました。

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そこで最新のGALAXY NOTE8を見てみたりLGのV30を見たりして一人でウキウキして楽しんでいました。一通り見終わって1階の男子トイレに入ったところ、中に40代くらいのおじさんが立っていました。一瞬目があったもののすぐに視線を逸らし、私は小便器まで向かいチャックを開けて用を足していたら視線を感じるわけです。

ふと見ると少し離れた斜め後ろから私の股間をおじさんが見つめているではありませんか。私の目と股間を交互に。「何だ何だ?」と不思議に思ったものの私はその辺鈍感ですから「ふぅ。(なんだろ)」くらいにしか思っていませんでした。ところが私が用を足し終わるまでおっさんはトイレから離れず、私が手を洗おうとするとやはり私に視線を合わせながら次はトイレの入口あたりからこちらをチロチロ見ているではありませんか!!

もう私も何のことだか訳が分からず見返してしまうわけです!おじさんは徐々に(・∀・)ニヤニヤとし始めて、私が手を洗い終わりトイレから出ようとしたその時!私に向かって話しかけようとしてきました!流石にニブチンの私でも気づきましたよ。

「っく!(喰われる!)」

咄嗟に、両手を前に出して「Sorry(止まれええええ!)!」と言いおじさんを制止しました。

おじさんは(・∀・)ニヤニヤしながらhと言い私を見つめています。もう気持ち悪くて仕方がなかった私は自慢の筋肉をフル活用することなく小走りで尻尾を巻いて逃げました。

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この写真の左奥側にトイレがあります。

あれは確実に私を狙っていたのだと思います。そして何のことだか分からず気になって見返す私を見て「気が合いそうだ(・∀・)ニヤニヤ」と思ったのでしょう。危ないところでした。無事私は駅へと逃げました。今も思い出すとおじさんの目、すっごいキラキラしてました。逆にそれが恐怖でした。

 

2.日韓関係

やはり韓国に行くのであれば、韓国人を刺激しない範囲で日韓関係についても実際の所どうなのか知りたくなるものです。そこでは私はソウルにある日本大使館近く(現在は大使館外転した為)にある慰安婦像を見に行くのと、韓国人に日韓関係について聞いてみました。

慰安婦問題

今年の夏までは日本大使館があった敷地の真向かいに慰安婦像があります。これは1000回の水曜デモを祈念に2011年に設置された像です。その経緯などについてはここでは割愛しますのでウィキペディア等を御覧ください。

さてどんな位置関係なのか見てみましょう。

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地図で街の中での位置関係を見てみると「ココ」と矢印を引っ張ったあたりに慰安婦像があります。直ぐ北側には有名な観光地景福宮があり南に行くとソウル市庁舎もある正に街の中心部と言っても過言ではない位置づけ。当然付近は大使館員だけではなく観光客も通る可能性もある場所です。

では実際の像の写真を撮ってきたので見てみましょう。

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こちらは北側から景福宮方面を見ながら慰安婦像を遠目に見た位置からの写真です。中央より少し上に慰安婦像が確認出来るかと思います。左側の白くて高い囲いが元々日本大使館があった場所です。

 

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慰安婦像の前まで来ました。右隣には警察なのか警備員なのか制服を来た男性が一人立っており、私をじっと見つめていました。「写真撮って良い?」と聞くと「いいよ。」と返答しました。実はこの写真の左側にはテントがあり、中に中年の女性が2人いました。流石に写すのは気が引けたので写真には入れていないです。

 

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向かって左隣の地面には、韓国語、英語、そして日本語でこの像設置の碑文のようなものが掘られていました。

 

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像の足元には細かくは見ていませんが、慰安婦の方々の名前かもしくは関係者と思われる方々の名前が掘られたプレートが埋め込まれていました。かなり手の込んだ設置なので、民間が勝手にやるというのは日本では考えづらいものです。

 

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 今はなき日本大使館の跡地を見つめる像。

この問題についてとある女子学生(20)に話を聞くことができました。

彼女に対して「この問題はどうすれば解決できるの?どこが韓国から見た解決のラインなの?」と質問すると、「非常に難しい問題。。。ただ、朴正煕(朴槿恵の父であり元大統領)が国民に日本の賠償を伝えなかったのは罪だと思う。でもこれはとても難しい。日本の総理大臣がここに謝りに来て賠償をすれば。。。」と答えてくれたので、「それで本当に解決するの?」と聞き返すと最後は口を閉ざしてしまいました。

 私は学者でも新聞記者でも当然政治家でもないのでこれ以上深入りして話を聞いた所で何にもならないのでやめましたが、韓国人でさえ実は落とし所が見えていないのではないかという印象をこの時は持ちました。

 

竹島問題

 まさか竹島問題にも遭遇するとは流石に思っていませんでした!笑

上記の慰安婦像を見た後に人気の景福宮キョンポックン)を見に行った時のことです。

外国人、日本人らしき人など様々な観光客が押し寄せるソウルでもトップクラスのスポット。

私も一枚パシャリ。

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 この写真を撮った時、この後に何が起きるか知る由もない。

正面の門を潜ると下のような広場に出ます。

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この広場の更に奥の宮殿へ入るには入場券を購入しなければなりません。

さて、写真の中央や右側に小学生低学年くらいの白Tシャツを来た子どもたちが何やらボードを持って大人に話しかけているのが何となく見て取れると思います。

この子達私のところにも来ました。しかしこのボード、韓国語なので何が書かれているのか韓国語を使えない外国人には分からないようになっています。

しかし外国人や観光客に向かってシールを貼るようにお願いをしてきます。そのシールを貼ってくださいという文言(Please attach a sticker.)だけは英語で書かれています。私は課外授業か何かかな〜と思い適当にシールを貼ってしまいました。だって観光地で子供にお願いされたら誰も政治的な活動だとは思いませんよね?

貼った直後に何か変な感じがしたので一応写真を撮りました。これがその時の写真です。

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韓国人の友人が「あなたのリアクションを見たくないから教えたくないけど…」と前置きをして「韓国の独島は美しい島です」と書いてることを教えてくれました。

国際情勢も政治も何も学んでいない子供をあからさまに政治活動に動員するのは私は反対ですが韓国の常識は分かりませんのでこれが当たり前なのか一部の過激な親がそうさせているのか今の時点では何とも言えません。

一方で考えなければいけないのは、実質的に韓国は竹島を支配しているのにも関わらずなぜここまでやるのか?と言うことなのです。私はやはり専門家ではないのではっきりした理由は分かりませんが、周囲を中国、日本、ロシアという大国に囲まれて政治的、経済的、軍事的にも常にプレッシャーを受けている韓国にとってやはり国民を総動員させてでもアピール合戦を行わなければいつか日本がアクションを本気で起こした時に負けてしまうかもしれないと言う恐怖心があるのではないでしょうか。

実際に先に慰安婦像について答えてくれた学生さんはこうも言ってました。「いつか日本政府が竹島を武力で奪いに来ることを心配しています。」日本人からしてみれば「んなわけw」って思いますが、それくらい警戒心を持っていないと、いや、持たざるを得ない歴史的な背景もあるでしょう。

ですから、私は上記のような体験をしましたが、だからと言って感情的に反応するのではなく何故韓国がそこまでしなければいけないのかを深く考えてみる必要があるのではと思いました。単なる嫌がらせなら最初から日本人を入国させなければ良いのだし、日本人向けに看板や道路標識なんてのも要らないはずですから。

※ちなみにシールを貼っている私を引率の大人が勝手に写真撮っていました。 

3.街中で感じたこ

いろーんな出来事があった初韓国ですが、街中で感じたことを簡単に綴って終わろうかと思います。細かく見てみると日本との違いもあるんですよね。

  • 整形してる人は本当に多い。多いって言うかゴロゴロ。
  • 男性でもお化粧をして顔だけ白くなってる人がいる。
  • 中心部の街並みは日本と同じ。
  • ソウルはインフラが整ってて車が無くても生活できそう。
  • 若干中心部から離れると道路が汚い。
  • 安い手巻き寿司やおでんみたいのが沢山売ってる。
  • 貨幣の単位が日本より一桁多いので札を沢山使うのが面倒。
  • GALAXY使ってる人多い。
  • 店員さんとか街の人みんな優しい(差別的な態度はされた覚えがない)
  • ソウルは日本語が溢れている。駅の案内、公園の案内、お店のメニュー etc.
  • ぼったくりタクシーに捕まった。

とまぁざざっとこんな感じでございます。

色々感じる事はあったんですけど、街並みは日本とそんなに大きく変わらないので正直海外に来たー!と言うワクワク感は過去行った国と比べてあまりありませんでした。一方で美味しいご飯でも食べて友達と遊んで来ようかなと思える何とも不思議な国でした。

さて、これで最後になりますが本当に濃密な韓国一人旅でした。正直ここまで色んな経験が出来るとは思いもよらず。やはり百聞は一見に如かずですね!

まだ韓国へ言ったことがない方は、だいたい比較サイト使えば2万円前後で往復チケット買えちゃうので一度は行ってみることをオススメします!

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