備忘録
すっごい人現れた。
とあるメーカーに問い合わせのメールを送ったら、関東エリア担当の人から電話が入り「是非一度ご挨拶させて下さい!」と言うので、日時と場所をセッティングして待ち合わせのカフェに行ったのだが一向に現れない。電話しても出ない。
何かあったのかもしれないから30分くらいは待とうと思いカフェの前で待機してると、ショートメールが届いた。
「扁桃腺が腫れて熱が出たのでお伺いできません。またの機会にご連絡します。申し訳ございません。 ○○(名前)」
…え?
もう30分過ぎてるけど…
またの機会…その使い方合ってるか?
「すまん今日行けなくなった!また連絡するわ笑」みたいな?
即、そのメーカーのホームページを探す。
そして営業マン紹介ページがあったので関東エリア担当の人を確認。
熱出してる人の名前があった。
「誠心・誠意を持って対応させて頂きます!」
出た〜誠心誠意マン。ホームページで真心とか誠心誠意とか何の判断基準にもならん事をメッセージのトップに持ってくるような企業も人もあまり信用していない(甘えてるようにしか見えないから)が、自ら直接の商談を申し出て、ドタキャン&30分後に事後連絡は初。初体験。こんなに痛かったんだ…初体験。移動含め綺麗に1時間半無駄にした。バトルフィールドのコンクエスト4回は出来た。
怒りと炎で成敗しようかと思ったが、深呼吸をして落ち着いて、「でも本当に体調悪くて誰にも連絡できずに精一杯の力を振り絞ってあの滑稽なメッセージを打ったのかもしれないし、高熱過ぎてバグってる可能性だってあり得るし」と想像力と優しさを可能な限り使いタイプした渾身の返事は
「どうぞお大事になさってください。ご連絡お待ちしております。」
送信。
ギリッギリのところで、本当に刀を抜くか抜かないか紙一重のところでスッと飲み込む。
もちろんその後返信など来るはずもないが、気を取り直して次の商談に入り無事そちらは終えて、しかしながらこういう時に限って仕事がバタバタしだして時計を気にしつつやるだけやって、今やっと空港で搭乗待ち。
仕事のことは出来るだけ忘れ思い切り遅めのゴールデンウィークを楽しんで来ようと思う。と言いつつやり残した事あるので明日朝一でちゃちゃっと現地で軽く後片付けをして、あとは楽しむ。
いやはや、すっごい人いるな。
体調が回復して連絡来たら対応しようとは思う。ヤベェ予感しかしないけど。